HeightFieldのズレが与える影響について
概要
HeightField が原点からずれている場合、
Houdini 内部および UE5 の Houdini Engine 使用時に一部機能が正常に動作しないことがある。
特に、HeightField Paint が意図した場所に適用されない、
Scatter のポイント位置が UE5 上でずれる といった挙動が確認されている。

HeightField Paint が動作しない例
HeightField の中心が原点からズレていると、ブラシが作用する位置がずれたり、
一部の範囲にしか反応しないケースがある。


この問題は、HeightField を原点に移動すると解消することを確認した。
text@P.x = 0; @P.y = 0; @P.z = 0;

UE5 Scatter のズレ
Houdini 上では正しく見えていても、
Houdini Engine 経由で UE5 に渡すと、
HeightField のズレと同じ分だけ Scatterポイントもズレる ことがある。
すでに LandscapeBridge HDA では対処済みだが、
一般的な HDA ではズレを考慮していない場合があり、
Scatter の正確な位置が再現されない原因となる。
Tips
HeightField を保存・使用する際は、中心を原点に合わせる運用が安全。
すでにズレている HeightField は、前処理で原点に戻してから操作する。
Scatter を UE5 に送る場合、原点ズレの影響を受けやすいため、特に注意する。
HDA 内で高度な調整が必要な場合は、独自の Stash / Restore 方式を組み込むのも有効。
まとめ
HeightField の原点ズレは、
-
HeightField Paint が正しく作用しない
-
UE5 の Scatter が一致しない
といった実際の挙動不良を引き起こす。
HeightField は常に原点基準で扱う
というシンプルなルールを徹底することで、多くの問題を回避できる。