PBRにおける砂漠表現のためのMetalness誇張テクニック
概要
砂漠表現では、物理的に正しいPBR設定だけでは画が単調になりやすい。
その対策として、Metalnessをわずかに有効化する誇張手法が有効である。
Metalnessを用いた砂漠表現
砂や土は非金属であり、Metalnessは本来0.0が正しい。
しかし以下の目的においては、微量(0.02〜0.08程度)のMetalnessが視覚的に強く作用する。
- スペキュラーでは得られない反射質の変化
- ハイライトの締まり
- 環境反射による情報量の増加
- 印象的な画作り
比較例(砂漠表現)
通常

処理後(Metalnessを微量付与)

通常

処理後(Metalnessを微量付与)

白飛びしない範囲で使うことで、
金属化せずに反射質のみを変化させることができる。
Tips
- Metalnessは「効いているか分からない」レベルから調整する
- 上げすぎると即座に不自然な金属感が出る
- HDR・最終トーンマップ後の見え方を必ず確認する
まとめ
- 砂漠表現ではMetalnessの微量使用が有効
- スペキュラーでは得られない質感変化が得られる
- PBRでも演出目的の破り方は実務的に成立する